さび

さび
I
さび
(鮨屋(スシヤ)で)「わさび」のこと。
~を利(キ)か・せる
(1)ワサビをたっぷりつけて味を引きしめる。
(2)物事を, ぴりっと引きしまった感じにする。
II
さび【寂】
〔動詞「寂びる」の連用形から〕
(1)古びて趣のあること。 閑寂の趣。 さびしみ。 しずけさ。
(2)枯れて渋みのあること。 また, 太くてすごみのあること。

「~のある声」「~のきいた声」

(3)しおり・細みなどとともに, 蕉風俳諧の基調をなす静かで落ち着いた俳諧的境地・表現美。
わび
細み
(4)謡や語り物の発声の一。
III
さび【皺】
烏帽子(エボシ)のしわ。 版木に刻み紙を押し当ててつける。 しわの形によって, 大皺(オオサビ)・小皺・横皺・柳皺(ヤナギサビ)などがある。 しぼ。
IV
さび【錆・銹・鏽】
〔動詞「錆びる」の連用形から〕
(1)大気中や水中の酸素の作用で金属の表面にできた酸化物や水酸化物の固体。
(2)悪い報い。

「身から出た~」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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